商品詳細
※こちらの商品の容量は375mlとなります。
シェリーではごく甘口のワインになる糖度の高いペドロヒメネス種を酒精強化し、フロールを発生させずにそのままオーク樽で20年間以上酸化熟成。
残糖度29g/?でほのかに甘みを感じます。
濃い琥珀色でレーズンやナッツなど深みのあるアロマ。味わいはフルボディながら柔らかで上品なコクがあり、余韻も長い味わい。
豚肉のソテー、ハモンセラーノ(生ハム)、豚の角煮、ウオッシュチーズなどとの相性抜群です。
ソレラシステムで20年間以上の熟成。アモンティリャードは2段階の熟成をたどり、まずフロールの膜の下で、その後フロールが自然に消失し空気にさらされ酸化熟成する。
モンティージャ モリレスとは・・・
アンダルシア州コルドバ県モンティージャで醸造されている白ワインの総称です。
シェリーの生産地ヘレス地区の北東に位置し、シェリーの製法と同様にソレラシステムが採用され製法も同じながらも独自の個性のあるワインが造られています。
産地の気候は内陸にあるため、スペインで最も暑い(熱い)とされ、降雨量も極端に少ない乾燥した大陸性気候。アンダルシアのフライパンとも称され夏は50℃を超えることもある気候です。
モンティージャ モリレスとシェリーの大きな違いは使用するブドウの品種。
モンティージャ モリレス:ペドロ ヒメネス(辛口も甘口も)
シェリー:パロミノ(辛口)モスカテル、ペドロ ヒメネス(甘口)
シェリーではアルコール添加をする酒精強化を行うが
モンティージャ モリレスではその含有する糖度の高さから元来の糖分で自然にアルコールが15%ほどに到達し酒精強化行わない(フィノ、アモンティリャードのみ)のが大きな違いです。
アルバリサ(土壌)
モンティージャ モリレスの土壌は
ヘレス(シェリー)の産地同様、『アルバリサ』と呼ばれる明るい白い土で覆われています。太古の堆積物で形成される多孔性のチョーク質(石灰岩泥岩)で、有機物が少なく、ミネラルを多く含むため、ブドウは低収量となり糖度が上がります。この土壌は地表に硬い膜を形成し、暑い夏の間土中の水分を保つのに優れています。
ペドロ ヒメネス
ペドロ ヒメネス種はシェリー(甘口用)でよく使われるパロミノ種に比べて圧倒的に収量が低く、果実味が凝縮して糖度が高いのが特徴。コクのある味わいとなります。
モンティージャ モリレスでは発酵させると自然にアルコール度数が14.5%に到達します。