フィノ

ベルトラ パロ・コルタド

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商品詳細

 

アモンティリャードの繊細なアロマとオロロソのボディのある味わいを備えた、大変に複雑身に富んだワイン。もともと非常に繊細なパロミノのモストを15%までアルコール度数を上げ、“パロ”と呼ばれる1本線もしくは斜め線で識別されたワインです。

それらのうち、ソブレタブラの段階で、醸造責任者がフロールを保っている樽(ボタ)のうち、ある特有の特徴を持つ樽について、パロ・コルタドになるポテンシャルがあるとして、最初の“パロ”と呼ばれる1本線を水平に切る形で棒線を加えて17%までアルコール度数を上げ、酸化熟成へと移行させます。

 

栗色からマホガニー色でオレンジの苦味を思わせる柑橘系ノート。
アモンティリャードとオロロソの双方の特徴を有したアロマでまろやかで丸みのある味わいのワイン。

時間をかけてゆっくりと味わうことで、様々な味わいを楽しめます。

ナッツ類、熟成チーズと共に。またじっくりと煮込んだコンソメスープ、オックステールやほほ肉の煮込みなどと相性抜群。

ストラクチャーのしっかりとしたワインで抜栓から数か月楽しめます。

 

 

【Bodegas y Viñedos Diez Merito-ボデガス イ ビニェドス ディエス メリト】

1876年、マヌエル・ディエスとサルバド-ル・ディエス兄弟,そしてペレス・デ・ムニョスがヘレスの地で事業を起こしたのがこのワイナリーの始まりです。

サルバドール・ディエスは、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラにあるアルカサルの修復をするなど、ヘレスにとって非常に重要な人物でした。

 

この地区は、年間日照数は約300日、温暖な冬と酷暑の夏で、平均降雨量は620mm、冷涼で湿度をもたらすポニエンテ(西風)と、暖かく乾燥したレバンテ(東風)の影響を受ける気候です。

 

現在、ディエス・メリトのブドウ畑は3つに分かれており、合計214.74Haで、現時点ですべてパロミノが植えられています。2020年にはペドロ・ヒメネスの畑も30Ha購入予定で、自社畑比率をますます上げていきます。

土壌タイプは、この地区独特のアルバリサが主。海抜は平均86mほどで平均樹齢は21.71年ですが、高樹齢の物では59年になるものもあります。

 

収穫は全て手摘みでおこなっており、すべて手摘みで行っているのは、

ヘレスでは1,2社ほどしかありません。

 

2018年の実績で、自社畑から700万kgのブドウを収穫。そのためディエス・メリトではフリーランジュースのみを使用した醸造が可能となっています。一般的にセグンダ(二番搾りモスト)を使用するオロロソにもフリーランジュースを使用しています。

 

フィノやアモンティリャードに与えるフロール(産膜酵母)。ディエス・メリトに存在するフロールは、主にサッカロミセス・ベティクスとサッカロミセス・モントゥリエンシスの2種類であることが調査により判明しました。

特にディエス・メリトのフィノのボタ(樽)に多く見られるのはサッカロミセス・ベティクスで、より長期間持続し、アセトアルデヒドの生成をより抑えることから、彼らのフィノはエレガントに仕上がります。

 

現在のディエスメリトの醸造家は、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ出身の31歳、ミゲル・フローレス・トスカーノ。若い醸造家ながら、シェリー・モスト・コンクールで優勝した実績を持ちます。

ゴンザレス・ビアス社のアントニオ・フローレスを叔父に持つ、シェリーファミリーに生まれ、幼いころからシェリー造りが身近な環境で育ちました。

そして、本格的にシェリーの世界に飛び込んだのは16歳からで、ゴンザレス・ビアス社にて、最初は手摘みでの収穫、18歳からは醸造について、セビージャ大学での学業と平行して本格的にプロとしての経験を積みます。

また現在はディエス・メリトとは別に、ピーター・シセックのシェリープロジェクトにも参加するほど、若手ながら才能あふれる醸造家です。

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