商品詳細

ドニエネはバスクの伝統の白、赤ワイン生産を目指す、

ビスカイヤ県バキオにあるワイナリーです。

土着ワイン品種であるオンダリビ・スリの他、黒ブドウ品種であるオンダリビ・ベルツァの復興にいち早く取り組み、収穫の際も厳しい選果を行うことで、適切な成熟のぶどうで

赤ワインを生産しており、その味わいはバスクの伝統そのものながら、

その生産量はまだわずかのワイナリーです。

ドニエネ　ベインテが特別な理由：
 
①良い年にしか作られない 　・・・2014年は芽付きが比較的遅めでしたが、良く花が付き、6月には良い状態で実がなりました。 夏は平年どおりで、温度は暑すぎず穏やかだったため、実はゆっくりと時間をかけ成熟したため、 オンダラビ・スリの特徴をしっかりと表現できる良い成熟となりました。 夏の終わりには南からの暖かい風が吹き、実がしっかりと熟れ、酸のバランスが非常に良い仕上 がりとなりました。 ビスカイア・バキオに位置する3つの優れた区画で9月26日～10月4日までの間、収穫を行いまし た。
 
②手摘み、果実の厳選 手摘みによって選果されながら収穫されたぶどうは、3時間以内にワイナリー設備へ運び込まれ、 徐梗前に2度目の選果を行いました。 最大限オンダラビ・スリの香りを引き出すためクリオマセレーション、プレスなしで、「モスト・デ・ラグ リマ」（フリーランジュース）のみを使用。 果汁に含まれる自身の天然酵母で発酵させ、デポジットで3ヶ月間シュールリーした後、フレンチ オーク樽で6ヶ月樽熟成しました。 ボトリングは2015年9月、その後瓶熟成されています。
 
③名前の秘密
ドニエネ　ベインテ（XXはローマ数字で20、スペイン語でベインテ）は、ワイナリー創立20年を意味し ています。 ドニエネ・ゴロンドーナの施設、畑は古くからチャコリ生産を行ってきた農家でした。 1994年、現在のドニエネ・ゴロンドーナのメンバーがバキオの伝統のチャコリ生産復興のため施 設、畑を再興しました。 この素晴らしいドニエネ　ベインテを生産できるようになるまでは、20年の年月を要しました。 ドニエネ　ベインテには、バキオで伝統のチャコリ生産を復興したいという女性醸造家イチアールさ んとその仲間の情熱の20年の想いが込められています。
 
④ラベルの秘密 ラベルの絵は、19世紀にバスクの印象派を代表した画家アドルフォ・ギアルドによる「バキオの風 景」シリーズの一枚を採用しました。当時のバキオの田舎のおじさんを描いたこの絵は、そのタッ チ、色使いで高く評価されました。アドルフォ・ギアルドはビルバオ生まれ、19世紀後半にバキオに 住んでいました。現在この絵は同シリーズの他作品と一緒にビルバオのMuseo de Bellas artesに 飾られています。 高い品質のチャコリの復興、バキオの原風景を表現したいという気持ちが込められたドニエネ　ベ インテのラベルとして、現在のこの「バキオの風景」の持ち主もイメージの使用に快諾してくれまし