商品詳細
シングルビンヤード “フィンカ ラ ニエータ”から造られる1本。
濃縮感があり完熟した黒い果実にバニラやカカオ、炒ったコーヒー、
紅茶などが複雑に感じられます。
口の中に柔らかな果実味が広がりをみせ、香りで感じたバニラ等の風味が口の中でも
繰り返し感じられます。
ストラクチャーもあり力強いが、まとまりがよく強さを感じさせない一体感のある味わい。
余韻も非常に長く、最初から最後まで隙のない満足度の高い味わいに仕上がっております。
近年のスペイン・ワイン界を牽引するスペイン・ワインの顔とも言えるラ・ファミリア・エグレン。
(エグレン家)ボデガ・イ・ビニェードス・デ・パガノスは、
エグレン家が“クリュ(単一畑)ワイン”のみを生み出すワイナリーです。
パガノスが所有する畑は全部で約27ha。以前はここで採れる葡萄も同じリオハの
シエラ・カンタブリアのワインとして醸造されておりましたが、
この畑のポテンシャルに気付いたマルコス・エグレンが
2001ヴィンテージよりクリュ・ワインとしてリリースしました。
ワイナリーは6年の歳月をかけて石灰岩の岩盤を掘り、2004年に完成。
現在はオフィス機能もこのパガノスに集約され、エグレン家の主幹となっております。
パガノスの畑はそのワイナリー(石灰岩)の真上に位置し石灰岩の層に根を伸ばし
ミネラル分を吸収します。エグレン家が手掛けるアマンシオ等と比べると
果実味の主張はやや控えめで、ミネラルや酸の硬質なニュアンスが表現された
エレガントなワインに仕上がっております。
代々自然を観察し、月の満ち欠けなど自然に合わせた栽培、
テロワールに忠実にという哲学を受け継ぎ代々栽培・醸造を行っており、
2006年からはビオディナミで栽培しております。
トップ・キュヴェ[ラ・ニエータ]
エグレン家は現在5つのワイナリーから成り立っており各ワイナリー毎に、
最高の栽培と醸造技術を駆使して各クリマの特性を表現したトップ・キュヴェを生産しております。
テソ・ラ・モンハでは[アラバスタ]
セニョリオ・デ・サン・ビセンテは[サン・ビセンテ]
ボデガ・シエラ・カンタブリアには「アマンシオ」と「フィンカ・エル・ボスケ」の2本
そしてヴィニェードス・デ・パガノスでは[ラ・ニエータ]がそのトップ・キュヴェにあたります。
ラ・ニエータの畑はエル・プンティードに比べ石灰岩質が多い土壌で、
若いうちからタンニンがこなれており、
果実味も柔らかく、更にミネラルが綺麗な事が特長に挙げられます。
その為、トップ・キュヴェでありながらエル・プンティードよりもリリースされるのが
早くエル・プンティードが現行が2010ヴィンテージに対して
ラ・ニエータは2011ヴィンテージとなります。
ラ・ニエータ
ブドウ:テンプラニージョ100%
醸造:厳しい選果後、手作業にて除梗。更に選果台にて選果。5日間8℃にて低温浸漬。
アルコール発酵は10hlのフレンチ・オーク製醗酵槽にて10日間。最初の6日は日に2-3度のピジャージュ。
その後は1日1回のピジャージュ。その後11日間のマセラシオン。
マロラクティック発酵は100%新樽(ボルドー型バリック)にて行い熟成にはマロラクティック発酵とは異なる新樽にて18ヶ月。熟成期間中は4ケ月毎に澱引き。
ギア・プロエンサ…100点(2009-2012)99点(2008、2007)
プラネタ・ビーノ…100点(2006、2005)
ワイン・スペクテーター…95点(200