商品詳細
ドゥエロ川流域の段々畑に根付いた、樹齢60 年以上の土着品種フアン・ガルシアから造られたワイン。
輝くチェリーレッド。熟成樽由来のかすかなバニラ香とともに、赤系果実のやさしいアロマが現れる。
フレッシュで果実味豊かな味わいで、ほどよい酸とのバランスがとれたワイン。
フレンチオーク小樽にて4ヶ月間熟成。
【商品名の由来】
『アバデンゴ』とはサラマンカ県にある広大な地域の名前で、中世には修道院の所有地でした。
ボデガス・リベラ・デ・ペラサスは、若いワイナリーではありますが、サラマンカ県にある
アリベス・デル・ドゥエロ自然公園というすばらしい環境に囲まれ、世界を見渡してもこの地にしか
ない土着品種の古くからある木を通して、何世紀にも渡って浸透してきた自然、及び、歴史の保護を担っています。
設立時より、ボデガス・リベラ・デ・ペラサスは手間ひまをかけ、必要な技術を取り入れ、国内、及び、海外でもトップクラスのワイン造りを目指しています。
ボデガス・リベラ・デ・ペラサスのワインは海外でも評価が高く、
『ワインレポート2007』及び『ワインレポート2009』という書籍において、
スペインの“グレーテスト・クオリティー・ワイン”のひとつにブルニャルが選ばれ、
また『ワインレポート2009』では、希少な土着品種であるフアン・ガルシアを100%使用したワイン、アバデンゴ・クリアンサが取り上げられました。
●フィロソフィー
ボデガス・リベラ・デ・ペラサスは、古くからこの地で栽培されていながら見放されていた遺産に着目し、忘れ去られていた品種であるフアン・ガルシアと絶滅しかけていたブルニャルという品種を再生させました。
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ファン ガルシア |
ファン ガルシア |
ボデガス・リベラ・デ・ペラサスのフィロソフィーは、『これらのぶどう品種で最高品質のワインを造ること』です。
そして、彼らがワインを造る上で最も重視しているのは、ぶどうの品質です。この地にしかないぶどう品種から、他に例を見ない
個性的なワインができるのです。
●醸造家紹介 フリオ・ガジョ氏 Julio Gallo
醸造家のフリオ・ガジョ氏は、ウルグアイ生まれのイタリア人(ピエモンテ州)。
ワインの世界のすばらしさを教えてくれたのは彼の祖父母で、小さい頃からぶどう畑やボデガの中で育ちました。
醸造については、ウルグアイにあるコロラド・ラス・ピエドラス醸造学校で学び、自分のボデガでタナやモスカテルなどで、赤ワインや白ワインを醸造することから始めました。
「フアン・ガルシアやブルニャルという土着品種でのワイン造りは挑戦でもあり、また喜びでもあります。
すばらしいポテンシャルがあるぶどう品種で、これらのぶどうから造られるワインは果実味豊かで個性的なもので、ドライプルーンや木の実が感じられ、味わいも豊かで、一杯飲むともう一杯飲みたくなる
ワインです。これらのぶどうのもつ特徴を、そのままワインに表現することが重要だと考えております。
そのため、培養酵母は使用せず、ぶどうに付着した自然酵母のみで発酵させることで、より個性的で魅力的なワインとなるのです。
私たちは、アリベスならではの個性的なワイン造りを目指しており、私たちの造るワインをお楽しみ頂き、楽しいひと時を過ごして頂ければ幸いです。」
●日本の皆様へのメッセージ
~ボデガス・リベラ・デ・ペラサスオーナー
アントニオ・ウエルテス氏~
私たちは、ここアリベス・デル・ドゥエロにしかない絶滅の危機にある希少品種を蘇らせ、手作業にこだわって、手間ひまをかけぶどうを栽培・収穫し、最新の醸造設備を取り入れ、国内外で認められる上質なワイン造りを目指しております。