商品詳細
テソ・ラ・モンハのワイナリーポリシーである、ティンタ・デ・トロ種の
「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すという事に焦点を当て、強過ぎない抽出により優しい果実味と綺麗な酸を表現した、バランスの良いエレガントなタイプの味わいです。
醸造家のマルコス・エグレンは「優しくフルーティーな味わいとなっておりますので、
バルやレストランはもちろん、各御家庭にて色々な料理とのマリアージュをお楽しみ下さい」と
おすすめしております。
醸造特記事項:100%除梗後26~28℃の定温管理を行い上面解放型ステンレスタンクにて
8日間醗酵。軽いピジャージュを行いながら16~18日間マセラシオン。マロ ラクティック
醗酵はステンレスタンクと旧フレンチ・バリック
(ビクトリーノに使用した樽)内にて行い、旧フレンチバリックにて6ヶ月間熟成。
スペイン・ワインの金字塔ヌマンシア、テルマンシアを手掛けた
エグレン家の新たな挑戦。「テソ・ラ・モンハ」
1990年代、まだ世界的に無名だったドゥエロ川下流の産地
トロ地方が一躍注目産地となるきっかけとなり、その後もスーパー・スパニッシュを検診してきたエグレン家のヌマンシア・テルメス。
スペイン・ワイン界において不滅の金字塔を打ち立てた。
ヌマンシア・テルメスのエグレン家が更なるトロの魅力を求めて2007年より新たにスタートしたボデガがTeso la Monja(テソ・ラモンハ)です。
今までエグレン家のワインはリオハの伝統的なワイン造りを続けるシエラ・カンタブリアを除き
テルマンシア、ヌマンシアやエル・プンティードなど醸造前井の低温親戚と新フレンチバリックによるMLF後に熟成を行うモダンで主張がはっきりとしたスタイルのワインを得意としてきました.。
特にトロ地方で作られるテルマンシア、ヌマンシアはティンタ・デ・トロ種(トロ地方のテンプラニージョ)特有の力強さを活かしたスタイルでトロをスペインを代表する銘醸地へと押し上げました。
しかしテソ・ラ・モンハはエグレン家が今まで名声を築いてきたモダンで主張のはっきりとしたスタイルとは異なりティンタ・デ・トロ種の「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すエグレンのワインとしても新たなスタイルに仕上がっております。
特に日本人には好みのスタイルに仕上がっていると思います。
エストラテゴ・レアルでもおなじみのエグレン家がトロで手がけていたボデガ、ヌマンシア・テルメスより産み出されるプレミアム・スパニッシュです。
毎年コンスタントにワインガイドより高得点を獲得する中、2007年のワイン・アドヴォケイトにてテルマンシア2004がスペイン・ワイン初となる100点満点を獲得した事によりその名声を確固たるものとします。
それだけの名声を得ながらもエグレン家があらたなボデガを設立したのには理由があります。
醸造家のマルコス・エグレンはパワフルなスタイルのヌマンシアを造りながらも「ティンタ・デ・トロ種」が繊細な一面も持っていることに気づき始め
ティンタ・デ・トロの清楚な魅力を引き出せるのではないかと感じ始めたからです。
ティンタ・デ・トロは種が透けて見えるほど果肉が透き通っており接ぎ木をしてない自根葡萄であることに加え9月に入ると昼夜の歓談差が30度もある独特の気候がワインにユニークな個性を与えるのではないかと考え約5年ほど前からヌマンシアとはまったくキャラクターの異なるワインを造れないかと着想し始めます。
そして修道女が居住していたと言い伝えられる丘にボデガを建設しました。
ティンタ・デ・トロの清楚で奥ゆかしいキャラクターを表現したワインと修道女のイメージが重なったことからボデガ名もそのまま
「テソ・ラ・モンハ」(Teso=丘 Monja=修道女)と命名しました。
ヌマンシア、テルマンシアを一言で言い表すなら「パワフル」に対し
テソ・ラ・モンハは「エレガント」ということば相応しいスタイルに仕上がっています。
テソ・ラ・モンハの畑の情報
テソ・ラ・モンハでは、トロのテロワールを最大
限に表現するためビオディナミでの栽培を実践。
平均樹齢50年以上、古いものでは130年以上の古樹を栽培しております。
また個性の異なる3ヶ所の村井より収穫したブドウをブレンドする事によりワインに複雑味を持たせております。(全て自社畑)
Valdefinjas(バルデフィンハス)村
表面に小石が多く見られる砂質
土壌。
地上から数メートルの深さに粘土の層があります。
比較的フレッシュなブドウが収穫されます。
Villabuena(ビラブエナ)村
砂質の土壌。
3つの畑の中では最もブドウの成熟がゆっくりとしておりエレガントなブドウに育ちます。
Jara(ハラ)村
バルデフィンハスよりも表面に小石が多く見られる砂質土壌。
地上から2メートルの深さに粘土の層があります。凝縮したブドウが育ち、ワインにコクを与えます。
■テソ・ラ・モンハ特製の発酵層
マルコス・エグレンの目指す新たなトロのスタイルに仕上げる為にテソ・ラ・モンハ専用の発酵層を特注しました。
蓋が可動式となっており、蓋がタンクの中を回転する事になり果帽と果汁をソフトにかき混ぜ、無理のない優しい抽出が可能となります。
この工程こそがマルコス・エグレンの目指すティンタ・デ・トロの清楚かつ奥ゆかしいキャラクターを表現するスタイルの為のもっとも肝心な部分となります。更にタンク開放型にすることにより高くなりがちなアルコール分の蒸発も促すことができます。
2013年度版ギア・ペニン最優秀ワイナリー賞獲得
テソ・ラ・モンハは2013年版ギア・ペニンのプレミオ・ボデガ・デル・アニョ(最優秀ワイナリー賞)を獲得しました。
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プレミオ・ボデガ・デル・アニョとはすなわち、2013年版に掲載された約2000ワイナリーの頂点に立ったことを意味します。
ロバート・パーカーより高評価を獲得!
2013年11/8付のeRobertParker.comのコラムにて、テソ・ラ・モンハのロマニコとアルミレスが掲載されました。
記事内でパーカー は、ロマニコについて「ブラックベリーとブラックカラント、スミレ、甘草などの甘い香り。コクのある官能的な質感と長い余韻。50ドル以上のワインのよう な味わいと評し91点を付け、アルミレスには「グルナッシュは使っていないが、リッチさなどシャトーヌフ・デュ・パプを想起させられる。ブラックベリー やカシス、甘草やバーベキュー肉、炭などの香り。大規模な密度とコクのある口当たり、贅沢なエキス。ビロードの様なタンニンと、40秒も続く余韻。このク オリティなら3桁(100ドル)以上のワインとおもってしまう」と絶賛し94点を献上。ちなみにアルミレスは前2010ヴィンテージでもロバート・パー カーより94点を獲得しております。
2012ヴィンテージ評価
ワイン・アドヴォケイト#215…92点(ロバート・パーカー)
インターナショナル・ワインセラー…91点
ギア・ペニン2015…91点
参考:ロバート・パーカー過去評価
eRobertParker.com #1113…91点(2011)
ワイン・アドヴォケイト#203…92点 (2010)
■原産地: スペイン トロ
■ワイナリー: テソ・ラ・モンハ
■品 種: ティンタ デ トロ100%(樹齢15-65年)
■容量: 750ml
■醸造方法: 00%除梗後26~28℃の定温管理を行い上面解放型ステンレスタンクにて8日間醗酵。軽いピジャージュを行いながら16~18日間マセラシオン。マロラ クティック醗酵はステンレスタンクと旧フレンチ・バリック(ビクトリーノに使用した樽)内にて行い、旧フレンチバリックにて6ヶ月間熟成。