商品詳細
マンサニージャの段階を経て、第2段階の酸化熟成をしたワイン。 ソフトで軽い口当たり。アーモンド、ヘーゼルナッツを思わせる香り。 力強い。琥珀色で繊細なシャープさがあり、長いアフターテイスト。 食前におすすめ。
~アモンティジャード~
琥珀色で柔らかな辛口。フィノとオロロソの中間であるとされ、フィノの熟成タイプとも言えます。アモンティジャードはまずフィノやマンサニージャとして醸造し熟成していきます。 アモンティジャードになりうるものをさらにアルコールを17度前後まで添加していきます。 後にそれまでついていたフロールが消滅し酸化熟成していきます。 このことからフィノとオロロソの特徴を持っています。
~シェリーとは~
シェリーはスペインのアンダルシア南部にあるへレス、プエルト・デ・サンタマリア、サンルーカル・デ・バラメダを結ぶ3角形の地帯で造られたもののみを言います。 『フォーティーファイド』、日本語では酒精強化ワインに分類されます。これらは白ワインにブランデーやアルコールを添加させてアルコール度数をあげたものです。味わいは非常にバリエーション豊かで辛口からごく甘口まで存在します。
【バロン】(スペイン/アンダルシア/サンルーカル・デ・バラメダ) マヌエル・バロン・フェルナンデスは妻のドローレス・ロメロ・サンチェスの実家から熟成貯蔵庫(ボデガ)とワイン醸造技術を譲り受け、1895年、ワイン醸造会社としてバロン社を設立しました。妻の実家、ロメロ家はブドウ栽培、ワイン醸造に明るく、1631年創業以来、ドローレスの父親、ラファエル・ロメロの代まで絶やすことなくサンルーカル・デ・バラメダの地でワイン造りに従事してきました。バロン社のその高い技術とワインの卓越した質の高さは比類ないほどのものでした。 1984年、ホセ・ロドリゲス・ヒメネスはバロン社の所有権を得ました。サンルーカル・デ・バラメダでワイナリーのオーナーになることが彼の長年の夢でした。バロン社を取得後、バロン社の事業を拡大するため、2ヶ所のブドウ畑、エル・アトとエル・ポエドを購入し、最新設備のワイン熟成貯蔵庫(ボデガ)を建設しました。ブドウ栽培から瓶詰まで一貫した管理システムに基づいてワイン造りを行う新しいバロン社をスタートさせました。
現在、エル・アトは最新設備と技術を備えたボデガを4つ、エル・ポエドはボデガを1つ所有しています。ホセ・ロドリゲスが育てた新しいバロン社をホセ・ロドリゲスの二人の息子、ファン・ルイスとホセが相続し、ロドリゲス兄弟が経営を行っています。 バロン社のこだわりは創立当時から受け継がれる伝統的シェリー樽熟成製法、ソレラシステムを忠実に遂行しており、最新技術をほとんど使用していません。 また、ブドウ畑の土壌に養分を与え、農薬を使わずに害虫を駆除しながら、ブドウを大切に育て、環境にやさしいブドウ栽培とワイン造りに取り組み始めています。環境に優しい新しいマンサニージャ造りに挑戦しています。